こんにちは。キコノです。
我が家の次男は今2歳。世に言う「イヤイヤ期」真っ盛りです。
この2歳児の子育てが辛いと感じる人は多いのではないでしょうか。
我が家も長男の時と合わせて2回目の2歳児育児。
それぞれ性格も状況も違いますが、共通することもあります。
今日は2歳児の育児が辛いと感じるママへ。
現在2歳児育児中の私が感じることと、これは良かった!という対処法、調べたことと一緒にまとめてみます。
contents
2歳児の育児が辛いと感じる人は多い。
どの年齢でもそれぞれの可愛さと大変さがあるのが子育てですが、赤ちゃんで手がかかるという大変さからちょっと変わる大変さを感じるのが2歳からかもしれません。
周りを見ても、2歳児はやっぱり辛い。と言っているママさんは多いです。
ネットの掲示板でもやっぱりイヤイヤ期の2歳児の悩みは多く見かけますよね。
子だくさんのママさんでも、やっぱりイヤイヤ期というのは毎回同じなのだそう。
ただ、必ず終わると知っていることや経験からやり過ごすのが上手くはなるらしいですが。
イヤイヤ期って、いつからいつまで?
イヤイヤ期と言われる時期は1歳後半から3歳くらいまでと幅があり、その子によってスタート時期と終わり時期は違っています。
我が家の場合、2歳になった位から。次男は2歳4か月位からでした。
長男のほうが言葉も早いですがそれも関係しているのかな。
イヤイヤ期って何なの?
1歳も後半になってくるとおしゃべりをする子も出てきますが、だんだんと「自分」というものを意識し始るのはこの頃からだと言われています。
自分で歩けるようになったり、手を上手に使えるようになってきて自分で出来ることが増える時期ですよね。
そのころの子どもの脳みそは前頭前野がまだ未発達の状態。前頭前野は理性を司る部分だと言われています。
つまり、自分で出来ること、やりたいことが増える一方で、まだ相手のことを考えるという事ができない時期だとも言えます。
私はこれを知って、なるほど。と、かなり納得でした。
知ったからってどうにか出来ることじゃない。でも、脳みその仕組みでそうなのだ。とわかるだけでもちょっとホッとしました。
なんでもイヤイヤ!のホントの理由
とにかくなんでも嫌だ!と言ってくる。そんなことありますよね。
嫌だ。と言うのはそのこと自体ではなくてとにかく自分の主張をしたい!ということも結構あります。
もちろん、自分でやりたいことがはっきりしてくるので、それに沿わないと嫌!となりますが、ただただ、自分の主張をしてみたい。ってこともあります。
あと、2歳児は出来ることも増えるけれどまだまだ上手にできないことも多いですよね。
やりたいのにできない!ってことでも良く泣きます。
自分でやりたい!と、甘えたい!の葛藤の時期
この時期は自分でやりたい!という自立に向かいはじめる時期。一方ではまだまだいっぱい甘えたい時期。その葛藤からも不機嫌やイヤイヤにつながっていくのだそう。
自分でもそんな矛盾を抱えている時期なのですね。
それに付き合うのがなかなか大変なのですが、汗
でも、そういう時期なんだな。ってことが分かっているだけでも少し気持ちが変わります。
子育てが辛くなる2歳児の時期を乗り切る方法!
最初に、2歳のイヤイヤ期はとにかく目をつぶって走り抜ける気持ちで
まず、この基本姿勢。笑
弱気なのではありません。ただ、イヤイヤ期の性質上これはもう成長過程で出てくる必要な時期。なのは変えられない事実。
であるなら、側にいる者としてはただただその時期をやり過ごすことを考えていきます。
マイナスに表現されがちなイヤイヤ期ですが、2歳っておしゃべりが始まってでもまだ赤ちゃん感も抜けきれない。後から思い返すとめちゃめちゃ可愛い時期でもあるんです。
そこをお互いなるべく楽しい時間を増やして過ごせるよう、工夫していく方法を考えていきます!
この時期だけだ。と諦める!
なんだか最初から身も蓋もないと、感じるかもしれないですが、2歳児の乗り切り方はこれに尽きるかもしれません。
だって、イヤイヤ期の原因は脳みそが未発達だから。
もうこの時期だけだと諦めてしまうのをおすすめします!
具体的には、人に迷惑をかけることや怪我に繋がること、命にかかわること以外は目をつぶってしまいます。
しつけなんて、この時期は出来なくて当たり前。
というか、それをやる時期じゃありません。だからできなくて全然オッケー。
この時期が過ぎればちゃんとできるようになります。
子どもが毎日元気で、ご機嫌でいる時間が増える。それだけでママのお仕事は◎です!!
代わりに口に出してみてあげる
言葉を話し始めるこの時期は、子どもにとって自分の気持ちを上手に言葉に出来ずにヤキモキする時期でもあります。
イヤイヤし始めたら観察していると大体なんとなくの原因が分かったりしますよね。
そしたらそれを言葉にしてあげると結構落ち着くこともあります。
原因がわからなくても、私はとにかく色んなバージョンで言葉にするってことをやりました。
「悔しかったね!」「とにかくヤダ!なんだもんね。」「うまくできなくて悲しかったね」
など、いろんなパターンで言ってみると、子どもって言葉はわからなくても雰囲気やママの気持ちを感じて、自分の気持ちが言い表されるのをちゃんと感じます。
そうすると、心のもやもやがママを介して表現されて落ち着くこと、うちでは結構あります。
気持ちだけは全面受け入れ
自立したい気持ちと、甘えたい気持ち。どっちも持ってる2歳児は気持ちも揺れ動いています。
人に迷惑をかけてしまう場合などは行動を抑えなくてはならないこともありますが、その時も行動を抑えつつ、気持ちは全面的に受け入れてあげちゃいます。
うちの次男の場合、言っても言っても長男をぺしぺし叩いてしまうのですが、そんな時はその行動は抑えて「痛いからやめよう」と言いますが、必ずその後に「でもやりたくなっちゃったんだよね。言いたいことがあったかな」と言ったりしてます。
行動は痛いからダメだけど、気持ちはしょうがない(ダメじゃない)。
というか、たぶん、こちらが理解できないだけで必ず行動の原因になる理由がある。
2歳児だとまだ自分の行動と気持ちを表現できない
↓
わかってもらえない。&自分でも言語化できない
↓
とりあえず手が出る。
こちらには分からないけど、何かを思っちゃうことはダメじゃないですよね。
そう思った。で、その後の行動が問題なだけで。
なので、気持ちの面だけはそう思っちゃったのは仕方ないもんね。と、受け入れてあげちゃいます。
その時は行動を抑えられちゃってギャーってするかもしれないですが、お母さんが自分の気持ちを受け入れてくれたことってちゃんと残ります。
そうすると、長男の方もそれを理解して「まだうまくできない次男」を受け入れてくれるようになりました。
場所ごと変えて、気分を変えちゃう
2歳くらいだとちょっとのことで気分がコロっと変わります。
なので、だっこして場所を一気に変えてみたり、ベランダに連れ出して「あ!!」と言って景色から何か探してみたり。
そんなことをしているうちに、気持ちはもう次のことへ。笑
うちでは電車が好きなので家から遠くに見える電車や乗り物で気をそらすことが結構あります。
選択肢をあげて選ばせてみる
ぜんぶがいやーーー!ってなってるときはそっか~と、その場から少し距離を取ります。
そして、ちょっとしたらじゃあ、これとこれ、どっちがいい??
と聞いてみる。多分最初は嫌ーー!って返ってくるでしょう。笑
でも、何回か聞いてみると、どっちかを選ぶことって結構多いです。
それが機嫌のいいときでも選ばないようなものだったらそれは無理でしょうが、
もし、ただ嫌!!!って言ってる、言いたいだけみたいな時、この方法が有効です。
嫌と言ってるけど、ほんとは欲しかったり選びたかったりしてるので、
どっちかを選ばせることで『自分が選んだ』という気持ちが生まれます。
それで安定するんですね。
ママの心を安定させる方法
結局、イヤイヤ期というのは子どもの成長する上で仕方のないこと(ママ目線で言えば)
しかし、この時期を経験することで子どもの脳が健やかに成長する大切なプロセス。
とはいえ、それは知ってるけど、付き合うのが大変なんだよ。。もう疲れちゃったんだよー。。というママが多いのではないでしょうか。
そこからこのブログにたどり着いてくれているのだと思います。
みんな程度は違えどお母さんにとってはなかなかハードはイヤイヤ期。
でもそれも楽しみつつ、超えちゃう人もいるんですよね。その違いは何なのでしょう。
イヤイヤ期のママの気持ちを穏やかにする方法を考えてみます。
自分の気持ちを認めてちょっと離れて俯瞰してみる
自分の気持ちを安定させるのが上手な人。なのです。
安定させるってことは、自分で自分を良い気分にするのが上手。ともいえるかもしれません。
子育ての時期って、ほんっとに子どもにかかる時間が多い。一日の大半を子どもたちや夫、家族のために使っていると言えるのではないでしょうか。
それが幸せ。と言える面ももちろんありますけど、やっぱりそれだけじゃないですよね。
ていうか、自分が満たされない状況で奉仕(子育て時期って奉仕だと思ってます。)なんて、できないですよ。
それなのに、ほんとママたちはめちゃくちゃ頑張ってます!!!!
で、子どもにもおおらかに接するために、まずは自分。
自分だけの時間作って、自分だけの何かを買うとか。そういうことじゃなくて、
もちろんそれで満たされる時間も欲しいですけど☆笑
一番は、自分の気持ちに寄り添うこと。
例えば、子どもたちがうるさすぎて、
ーーーーーあーもう、ほんといや。一人になりたい。全部投げ出したい。-----
って思ったら、それを『そんなこと思っちゃダメだ!』って自分を責めずに
『そう思っちゃうよね。だってめちゃめちゃ頑張ってるじゃん私。えらいよーーー』
とまず気持ちに寄り添います。どんな気持ちがわいてきても、責めず認めてあげる。
そしてイライラしてるなーってちょっと俯瞰してみてみる。
最初はちょっと難しいけど、慣れるとわりとイライラとちょっと距離が持てます。
そうすると、イライラの渦に巻き込まれて怒鳴る!というスパイラルからちょっと抜けられたりしますよ。
ママが自分の気持ちをほぐす時間をとる
これは、周りに頼る人が居ないママや、なにより子どもを優先しなきゃ!とがんばってるママには難しいと感じることもあるかもしれません。
でも、この時間は子どもたちのお世話をするのと同じくらいか、それ以上に大事な時間だと思うのです。
月並みですが、ずっと変わらずママにも子どもにも一番のことって、
『ママが笑顔でいること』ですよね。
私自身は、自分が子供の頃を思い出すと、本当にそうだなと思います。
子どもってお母さんの顔をよく見てます。そして気持ちも丸見え。
お母さんが笑っていること。それが子供のためになる。それは紛れもない事実なのでその為に自分の時間を作ることはみんなにも大事なことだ!と思います。
それをしようと思うと、自分は何をしているとリラックスできるのか。何をしたいと思っているのか。自分の時間ができたらどうしたいか?と、自分のことを考える機会にもなります。
それはちゃんと自分を大切にするということなのだと思うのです。
そうすると、また子どもたちとの接し方は変わってきますし、自分の対応や反応も少しずつ変わってきます。
気持ちの持ちようを変えてみる
物事は見方によって自分の気持ちが全然違ってきますよね。
同じ出来事を体験するなら、ちょっとだけいい面を探してみる。
それだけでも自分の気持ちはちょっと楽になります。
ちょっとでも楽になる。それがとても大事です。
最初は少しでも、だんだん自分の気持ちが楽になるとらえ方をすることが癖になっていきます。
そうなれば、子育ての中でも起きてくる色んなことをマイナス面から悲観して経験するのではなく、ちょっと大変だけど、でもこれも楽しい時間。と変わる瞬間が増えていきます。
例えば、
イヤイヤの悪い面は
- ストレスフル。
- 物事が進まない。
- 起こってしまって罪悪感
イヤイヤ期の良い面は
- ちゃんとイヤイヤしてるってことはママを完全に信頼してるってこと
- この時期ちゃんとイヤイヤ!を出させてあげると思春期はそれほど爆発しない(らしい)
- 脳が健やかに発達している証拠
全部がストレスなし。なんてことは無理でも、少しでも、気持ちを切り替えられる時間が増やせるといいですよね!
おわりに
我が家でも2人分経験した(現在進行形)イヤイヤ期。
確かに親も子もそれぞれ大変だなーってことも多い時期ですが、この時期ちゃんと『イヤイヤ!!!!!』を出してしまえばケロっと終わりの時がやってきます。
ママが自分の気持ちに向き合う時間ともいえるイヤイヤ期。
ちょっと気持ちの切り替りかえをしつつ、ドタバタ時期を一緒に乗り切りましょう!!