こんにちは。キコノです。
キコノのブログに遊びに来てくださってありがとうございます!
今日は、私が体験した助産院で出産について書いていきたいと思います。
私は長男を個人病院で出産、次男を助産院で出産しています。
個人病院で出産した体験記はこちらの「個人病院での出産はどんな感じ?」をどうぞ↓
助産院で出産する人は全体の約1%。少ない!
私の周りにはちょこちょこいるのですが、実際はほんのわずかな数ですね。
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助産院で出産を希望する理由
母親学級で実際に聞いたお話は、
- 料金が一番安かったから
- 会陰切開がこわいから
- 上の子ども達も立ち会いで出産ができるから
- 1人目が病院で辛かったから
などなど。
ちなみに、私が助産院を選んだのは、1人目の出産の時、辛い思いをしたから。です。
その詳しい理由は
- 自由な体勢で生みたい
- 生まれる直前だけじゃなく、陣痛の間も助産師さんにいてほしい
- 信頼できる助産師さんを自分で選びたい
- 上の子も出産に立ち会わせたい
一番は、信頼できる助産師さんに側にいてほしい。それが一番でした。
出産してみるとわかるのですが、出産の時、頼りになるのは助産師さんです。
お母さんでも、旦那さんでもなく。
もちろん、お母さんや旦那さんも、ずっとそばで励ましてくれる、安心する、そういう部分で居てほしい存在ではあるのですが、、、(私の場合)
でも、実際にお産の進み具合を把握できて、今どうすると楽になるか、あとどのくらいで生まれるか、いざという時の対応、すべては助産師
病院での出産でも、基本はまず助産師さんが対応します。
リスクがある出産や、もしかしたら病院の方針で最初からお医者さんが立ち会う場合もあるかもしれませんが基本は助産師さんが介助してくれて、必要な時にお医者さんが来てくれるという流れです。
1人目の時、寂しさと、不安と、痛みと、、、辛いとき居てほしかったのは頼りになって信頼できる助産師さんだったので、2人目出産場所選びの時は迷わずそこを一番のポイントにしました。
助産院での健診はどんな感じなの?
私が出産した助産院と、調べた助産院の場合をお話しします。
- 健診は完全予約制
- 時間はたっぷりとってくれる大体1時間くらい
- エコーはある助産院とない助産院がある
- 体重、尿検査、それぞれの助産院でやっているマッサージなど
- お産についての不安や気になっていることなどを話す
こんな感じです。ちなみに、定期的に提携している病院での診察も必要で、その時はエコーや血液検査なども項目に入ってきます。
病院での検査を何回か経て、異状なし、助産院での出産が可能とお医者さんの判断が下された場合に最終的に助産院での出産ができる。という流れになっています。
自分で産むという姿勢。そのための準備
出産の体勢はその時に本能に従って
助産院での出産は、医療介入ができません。
医療器具はないし、居るのは助産師さんだけ。お医者さんはいません。
なので、まず自分で生むんだという姿勢が大切です。(助産師さんに良く言われたこと)
もちろん、助産師さんは最大限のことをしてくれます。ずーっとついてくれて、ありとあらゆる方法を一緒に試してくれたり。
自分で生むってことは、自分に主導権があるってことで、それが病院との一番の違いだと思います!
病院は妊婦さんもたくさん抱えている分、お医者さんや看護師さん助産師さんの都合というか、みんなを無事出産させるための構造になっています。
主導権はお医者さんや病院側にある感じです。
生む分娩台もそう。お医者さんが処置しやすいようになってあの形なのだそうです。
あの形、全然生みやすくない、、、そう感じたのは私だけでしょうか。
確かにつかむところもついているけど、
出産した助産院の院長は、仰向けが一番裂けやすい(会陰)。と言ってました。。
切れにくいのは四つん這いか、お湯の中。なのだとか。
そもそも病院なら裂けちゃう前に切られちゃう場合が多いみたいですが。
水中出産も助産院によってはやっているところもありましたよ!私も興味ありあり。
助産院では自分が出産するという姿勢なので、どうしたいのか、も最大限聞いてくれます。トイレで生まれる人も多いのだとか!
廊下でこの体勢がいい!!となればそこにお布団を移動してくれるし、湯船につかりたい!ってなったらお風呂を用意してくれる。
そんな風にその時の本能の感覚に従って体勢を変えながら、自分で出産するというのが助産院です。
助産院での出産は体力が必要。体を動かして、体力をつける!
自分で生むというのに必要なのが、体力です。
私も安定期にはなるべく歩くように!と言われ続け、車は使わずなるべく歩いていました。
長男をベビーカーに乗せて歩く歩く。一日1時間は歩いていたかな。
そして家ではスクワット。階段の上り下りもしてました。
なんてストイックな!と思いますよね。書いてて私も思います。
今よりよっぽど運動してました。臨月に入ったら近所のちょっとした小山を登っておりて散歩してました。
それは助産師さんから、『○○エリアの人たちはホントにみんな安産。生まれる時間も早い』と聞いたから。
そのエリアというのは坂の上にある住宅街で、自転車で登るのも難しい場所。みんな長い階段を上っているという場所でした。
実際、私も出産する日、いつもは車で行っている道のりを電車と歩きで1時間歩き、(助産院までは駅から坂道!)そのおかげか家に着く頃はもしかしたら陣痛かも。という痛みが来ていました。
傷の痛みは?助産院と病院で違い。
病院での会陰の傷
1人目は吸引分娩だったので、かなり大きめにメスを入れられました。。。
でも、傷は大きかったらしいけど(比べようがないから自分では分からないんですよね。w)産後にドーナツ座布団を使うこともなく、痛みはほとんどないまま治ってしまいました。
助産院での会陰の傷
助産院では会陰切開はしないのでゆっくり切れないように介助してくれます。が、私の場合は前回の傷口がそのままぱっくりと切れました。( ;∀;)
でも、裂けたのとはちょっと違ったからか、1人目の時同様痛みはそんなに感じないまま治ってしまいました。
病院との違いは縫わないこと。切れた傷口はクリップで止めます。←最初それ効いたときはびっくりしました!!
だってクリップで傷口って治るの!?って思ってましたが、ちゃんと3日後くらいにはクリップも外れて傷はくっついていました!
あぐらは絶対やめてね!って言われましたけどね。
私の場合はそんな感じだったのですが、他の方の体験では傷口が裂けて
実際に助産院での出産の時はどうだったか?
私の場合、家で陣痛らしきものが来て助産院に着いて1時間ほどで生まれてしまったので、あれこれ想像していたように生む場所を探して助産院を歩き回る。なんてことは無かったのですがw
でも、病院と違って、モニター(出産の時に付けておく赤ちゃんの心音を確認する器具)をずっと付けておかなくても良いし、分娩台じゃないので緊張しない。
何より約1年間みてくれていた助産師さんが側にいてくれる安心感。
出産の時は希望通り長男と旦那さんが立ち会って、旦那さんの腕を手すり替わりにして出産しました。
希望通り、気持ちの上で安心して、自分で生むということを実感する出産ができました!
おわりに
助産院での出産は、自分で生むということがポイントになります。
自分で生むから自分で選ぶ。自分で体を整える。
出産について沢山考えて、自分の体と向き合った時間にもなったなぁと思います。
生む場所選びの参考になれば嬉しいです♪