妊娠出産

個人病院での出産はどんな感じ?【1人目出産の体験記】


こんにちは。キコノです。

今日もキコノのブログに遊びに来てくださってありがとうございます。

我が家は子どもが二人います。

一人目は個人病院での出産。二人目は助産院で出産しました。

今回はまず一人目の出産について。

当時、産む前に知っておきたかったー!ってこともあったのでそれも含めて書いていきます。

ちょっと長いのですがこれから出産する場所を決める方の参考になったらいいなと思います。

1人目の出産は個人病院だった

 

 

 

 

 

 

 

1人目は個人病院で里帰り出産をしました。

個人病院は人気がある病院だと予約は早めに取る必要があります。

妊娠がわかった時点で取らないと埋まってしまう場合もあるとか。

私が出産した病院も人気があったので早めに仮予約をしました。予約金が10万円ほど。

といってもそれは出産費用に充てられるのですが、キャンセルは出来ないところだったんです。

迷ったけど出産する場所がなくなるのは困るので、とりあえず予約しました。

その後、母親学級を受けたり、出産の方法を聞いたりして、やっぱり自分の思う出産は病院だと難しいんだな、、、とわかりました。

とはいえ、『1人目の出産は病院で。』という気持ちがあったのでそこに決めました。

個人病院の出産は分娩台

出産のスタイルは、分娩台、床で、畳で、水中で、、いろんな形があります。

私も出産する時に色々調べて、考えました。

結論、希望したいのは、一番楽な態勢がいい。でした。

だって初めての出産、わからないことだらけで産むときの苦しみとかっていくら想像してもわからないんですよね。

辛いとか痛いとか情報はたくさんあるけど、こればっかりは体験しないとわからない。

だから、その時になって一番ラクな体勢を取れるのがいい。って思ったんです。

でも実際のところ、個人病院では出産の時の体勢を自由に選ぶことはなかなか難しいのが現状です。

ただ、調べてみると数は少ないですが、畳の部屋も選べます!とか、分娩台じゃない場所でも可能です!という病院もありました。私の実家からは遠かったので選べなかったのですが。

初めての出産は病院で。と思う人が多いと思うし、設備の整った病院で医療的に安心な状況で、さらに出産する体勢が自由に選べたら一番いいなってのが私が思ったことです。

誘発からの出産はこんな感じだった

いよいよ迎えた出産の時。

私の場合は子どもが降りてくるのが遅くて、誘発をすることになりました。

もう少し待つこともできたんですが、夫に立ち合い出産をしてほしいという気持ちが強くて誘発を決意しました。

誘発って、色々種類があるんです。

私の場合、まったく子宮口が開いていない状態からの誘発だったので、まずはスポンジを入れるところから。

そしてその後バルーン。

それをしながら並行して誘発剤を飲んでいきます。

始めは錠剤。その後点滴と変わっていくのですが、、、

そんなに色んなことをするなんて全然知らず。始まった誘発の出産。

自然な出産に憧れていた私がなぜ??って今なら思いますが、その時はホントに必死だったんですよね。。。

夫にいてほしい。立ち会ってほしい。その気持ちが一番だったかな。

でも、誘発って、効くかどうかはその人次第なんです。

自然に陣痛が来ている所からスタートの場合はまた違ってくるかもしれないですが、私の場合は全く陣痛がないところからだったので、全然陣痛につながる兆しがないままただ時間だけが経ち、、、

結局、誘発を始めて2日目の朝。なかなか陣痛が来ないので、昼まで来なかったら帝王切開という先生の決断を言い渡されました。

もう、その時点で泣きそうでした。

でも、その時の助産師さんが私の気持ちを汲んで言ってくれたんです、「先生、なるべく下から生みたいんです!」

そのおかげで、じゃあもう少しゆっくり様子見てみようか。と言ってくれて、その場ですぐの帝王切開に決定される事態は免れました。

陣痛は、陣痛室で耐える

  • 陣痛は陣痛室で、分娩室に移動するのは生まれる直前。
  • 陣痛室は個室と相部屋がある

知ってはいたけれど、こんなにずっと陣痛室にいるなんて思わなかったです。

出産する時、陣痛室と、分娩室、それが一緒になっているLDR(陣痛分娩室)もありますが陣痛は陣痛室で、いよいよ生まれるって時に分娩室に移動する。というパターンが多いようです。

私の場合はLDRの病院だったのですが、出産が重なるとLDRは出産直前の妊婦さん優先で、ほとんどの時間を陣痛室で過ごす。という感じでした。

ちなみに、子宮口が全開になるまでは陣痛室にいることになるので、他の妊婦さんたちの苦しむ声も聞こえてきます。笑

そこはお互い様ですが、それが気になる場合は陣痛室が個室なのかどうか、陣痛中もLDR(陣痛分娩室)で過ごせるのかどうか、確かめておくことをおすすめします!

 

陣痛中はモニターをつけっぱなし

陣痛が始まると、赤ちゃんの心拍を確認し続ける為にお母さんのお腹の赤ちゃんの心拍が確認できる位置に、ベルトのようなもので心拍を確認する器具を付けます。

それで、赤ちゃんの心拍が確認できなくなったり弱くなったりすると、警報音が鳴って看護師さんが来てくれるようになっています。

ただ、その機械、ちょっとズレたり外れちゃったりすると、それでも心拍が確認できないので警報音が鳴っちゃうんです。

さらにそれに加えて陣痛を図る装置も一緒に付けていたので、私はめちゃめちゃ動きづらかったです。

そしていよいよ出産の時

その日も変わらず点滴が始まって、バルーンが大きくなっていき、、、昼頃、ようやく本格的に陣痛らしきものが始まりました!

待ちに待ってた陣痛。しかも、予想していたよりもかなり激しい痛み。。。!

後になって知ったのですが、誘発をすると、自然に来る陣痛より痛みが激しいことがあるんだそうです・・・

知ってたらやらなかったよー!涙。

でもその時はただただ必死。痛みに耐える時間、助産師さんはたまにやってきてくれるものの、ずっとは居てくれないんですよね。

最終的に分娩台に移ってからも、夫と二人でいる時間が多くて、ものすごーく心細かったです。

出産が重なると余計に助産師さんは本当に生まれそうなときだけ来るっていう感じなんですね。

いきみ方とかも分からないし、ただただあとどのくらいで生まれるのか。それしか考えられなくて辛かった。。。。。

結局、最後は先生がやってきて吸引分娩をして何とか生まれてきてくれました。

病院は先生がいてくれるのが病院での出産を選ぶ一番のポイントですよね!!

先生が来てくれた時、すごくホッとしました。。。

実際、私も最後は吸引分娩になったので先生が助けてくれたおかげでなんとか無事出産できました。

一人目の出産で思ったこと

  • 事前に、誘発出産についての知識がなさ過ぎた
  • 病院で産むときの実際の様子を知らなさ過ぎた
  • 助産師さんは、ずっと居てくれないと知った
  • 病院は先生がいてくれるのが一番のメリット!

さいごに

一人目出産は全てが初めてだったのでわからないことだらけでした。

実際出産してみてわかった事もあるし、そのおかげで次の出産の時、自分がどんな出産がしたいのかがはっきりしました。

結果、無事に生まれてくれてホントによかった!!それ以上のものはありません。

ただ、事前に知ってたら良かったな、、、知ってたら違う選択をできたな、って思うこともあったので今回こうして書いてみることにしました。

これはあくまで自分の体験記。私の場合はこうでしたが、私が出産した病院もとても人気があったので満足した人も多いのだと思います。きっとスムーズな出産の方ですね。

病院選びは、「自分の希望がどんな出産なのか」ってことが大事。

というのが私が学んだことです。

まずは候補の病院での出産がどんな流れでどんな場所での出産なのか、調べてみるといいと思います。

気になることがあれば事前に助産師さんと相談したり、病院の中を見せてもらって安心できることもあると思います。

出産場所を悩んでいる方や、出産方法について気になっている方の参考になれば嬉しいです。