我が家でも長男が生まれた時、初めて“赤ちゃん用の洗剤”があるのを知りました。
でもなぜ赤ちゃんの洗濯物は別けたほうがいいのでしょうか?
やっぱり“赤ちゃん用の洗剤”のほうがいいの??
そしていつから大人の物と一緒に洗濯できる???
実際に使って工夫したポイントなど、まとめてみました。
なぜ赤ちゃんの洗濯物は別けたほうがいいの?
- 合成界面活性剤や発光剤には赤ちゃんには刺激が強い
- 大人の服に入っているホルムアルデヒドを避けるため
合成界面活性剤は赤ちゃんにはちょっと強い
界面活性剤は洗濯汚れを落とす成分。
大まかに天然と合成があり、気を付けなくてはならないのが“合成”の場合。
合成界面活性剤は・・・
- 合成界面活性剤は、人工的に合成された物で、自然界には存在しない物質
- たんぱく質を壊し、体内に入ると肝臓でも分解できない
- 肝臓の成分を壊し、肝機能に影響を与えると考えられている
- 川や海に流れると、魚のエラに詰まったりヘドロの原因になり環境に影響を及ぼす。
人間の皮膚は皮脂膜で有害な物質から守るよう出来ているのですが、“合成界面活性剤”はそこをくぐり抜けて体内に侵入していくことができるというのです。
赤ちゃんの皮膚は大人の約半分。
まだまだ未発達でしっかりとした肌に完成するまで2~3年かかると言われています。
つまり赤ちゃんの肌は外からの刺激を防ぐバリアもが未発達。
アレルギーの原因になることもあるので、まだ皮膚の弱いうちにはうちには避けてあげたいですね。
大人の服についてるホルムアルデヒド??
赤ちゃんの服を買うと “ホルムアルデヒド検査済”
こんなシールが貼ってあるのを見たことがあると思います。
ホルムアルデヒドは衣服に移りやすく、湿疹や炎症などのお肌トラブルやアレルギーの原因になってしまう恐れのあるもの。
ホルムアルデヒドは新しい大人の衣類の縮みやしわを防ぐために使用されています。
特に赤ちゃんの肌は敏感なため、生後24ヶ月以内のベビー用品は、基準がより厳しくなっています。
それで赤ちゃん用のベビー用品、特に下着類なんかはきちんとビニール袋に入って
間違えて開封してしまうのを防ぐ為にシールを貼っているのですね。
やっぱり赤ちゃん用の洗剤を使ったほうがいい?
新生児のうちは、赤ちゃん用の洗剤を使うことをおすすめします。
赤ちゃん用の洗剤には“合成界面活性剤”や“発光剤”などの
お肌トラブルの原因になる可能性のある成分を含まないことが多いからです。
息子の肌トラブルの際に相談した小児科の先生によると
赤ちゃんの肌は大人の約半分の薄さで乾燥しやすく刺激を受けやすい。
一歳くらいまでは肌トラブルがあるのが当たり前。
我が家の次男も生後2か月頃から乳児湿疹が出て、1歳ころまではお肌トラブルが絶えませんでした。
いつから大人の物と一緒に洗う?
生後一か月くらいまで赤ちゃんの物だけは全て別で洗うというママが多いようです。
しかしその後も赤ちゃんの洗濯物は、日々母乳やミルクのついたもの、ウンチやおしっこがついたものなど様々でてきます。
また、大人の新しい洋服を洗う時や、外で汚れた服を洗う場合などは別けたほうがいいので、実際は1歳くらいまでは赤ちゃんの物は別で洗ってあげることが多いです。
〈 赤ちゃんの洗濯物を分けて洗う方が良い場合 〉
- 大人の新しい洋服を洗う時
- 家族が外で着たり汚れた服を洗う時
- ウンチ汚れのつけ置き別洗いができない場合など
もしママやパパがアレルギー体質だったり、赤ちゃんのお肌トラブルが続いているようであれば赤ちゃんの服だけは赤ちゃん用洗剤、もしくは、洗濯石鹸などのアレルギーの原因となる成分を含まない洗剤を選んであげるといいと思います。
我が家では子供が生まれてから洗濯洗剤を見直して、大人も子供も洗濯石鹸を使っています。
始めはちょっとコツが必要ですが、慣れてしまえば汚れもスッキリ落ちて快適、何よりお肌にも安心安全で心地よく使えています。
まとめ
- 生後一か月くらいまでは赤ちゃん用洗剤、別洗いをしてあげよう
- その後は赤ちゃんに合わせて、大人と一緒でもできる
- 1歳くらいまでは赤ちゃんの汚れものに合わせて別洗いもするので洗剤はストックしておこう
- 洗濯石鹸は赤ちゃんでも使える洗剤。大人の汚れも良く落とせるので家族の洗剤を見直してもいいかも