子育て

赤ちゃんの洗濯物は手洗い?【汚れ別の洗濯方法!】


赤ちゃんの洗濯物って思っているより沢山ありますよね。

そして色んな汚れの種類があるんですよね。。。

汗、おしっこ、うんち、ミルク、母乳、成分が違うので汚れの落とし方もそれぞれ。

赤ちゃんの洗濯物の洗い方や、汚れ別のおすすめ洗剤など我が家での体験談と一緒にまとめてみました。

お洗濯の参考にご活用ください!

赤ちゃんの洗濯物・洗い方の基本

赤ちゃんの洗濯物は大人と別ける?

生まれて間もない赤ちゃんの洗濯物は大人と一緒でいいのか、迷いますよね。

大人の洗濯物と分けなくてはいけないということはありません。

ただ、大人の服が汚れていたり、新品の洋服を洗う時には別けた方が良い場合も。

例えば、新品の洋服を別で洗う理由は“ホルムアルデヒド”という、赤ちゃんのお肌には刺激が強すぎる物質が赤ちゃんの服についてしまうのを防ぐためです。

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あとは、大人の洗剤や柔軟剤でいつものお気に入りのものを使っている場合、その洗剤や柔軟剤の成分が赤ちゃんに刺激の強すぎるものでないかどうか、調べてみることをおすすめします。

一般的に、生後一か月位までは “ 低刺激の赤ちゃん用の洗剤 ” を使うママが多いようです。

赤ちゃん用洗剤は赤ちゃんのお肌に優しい分、洗浄力も穏やかですが大人の物にも使えます。

特に洗剤にこだわりがない場合には、赤ちゃん用の洗剤で大人の物も一緒に洗ってしまってもいいかもしれません。

我が家では子どもが生まれてから、赤ちゃんも大人も使える “ 洗濯石鹸  ” を使うようになりました。

赤ちゃんの洗濯物・汚れ別の洗い方

おしっこ・うんちの洗濯

おしっこ汚れ

アルカリ性です。アルカリを落とすには “クエン酸” が効果的。

我が家では1人目の時に布おむつを使っていたのでおしっこはクエン酸で落としていました。その後まだ気になる場合はさらに漂白剤に浸けます。

ウンチ汚れ

生まれてすぐの赤ちゃんのうんちは液体のようなもの。横から漏れやすく、下着にウンチがついてしまうってことはよくあります。

まず気づいたらすぐに石鹸で洗えるのが一番ですが、もしできなくても水に洗剤を溶いておいてその中にポイっと浸けておくだけでも違います。

他のものと洗濯する前に石鹸で汚れた部分を手洗して、酸素系漂白剤(水1ℓに対して漂白剤小さじ1程度)を混ぜたバケツに10分ほど浸けてから他のものと洗濯出来ます。

手洗してウンチ汚れが落ちていたら、浸け置きせずに洗ってしまうママも多いようです。

私はそのまま洗うのにちょっと抵抗があったので、少しの時間だけでも浸け置きをしていました。漂白剤に浸けると汚れの色が染みにならずにスッキリと落とせました。

おっぱい・ミルクの洗濯

赤ちゃんはおっぱいやミルクを吐き戻す事もしばしば。

襟元やスタイがすぐに黄色く少し固まってしまうんですよね。

すぐに良く手洗すれば汚れは落ちやすいですが、赤ちゃんのお世話に忙しいママがこまめに手洗するのも大変。

でも時間がたってしまったものでも落とす方法はあるので大丈夫です!

おっぱい・ミルクの汚れがついて黄色くなってしまう原因は “ 脂質とたんぱく質

このタイプの汚れに強いのはアルカリ性。

セスキ炭酸ソーダや重曹がおススメです!

  1. セスキや重曹のアルカリ成分で、脂質やたんぱく質汚れを落とす
  2. しつこい汚れにはさらに酸素系漂白剤に浸ける

この方法で大体のミルク汚れは落ちてしまいます。

もし、汚れたまま忘れてしばらく経ってしまった、、、、とか、2人目誕生で久しぶりに引っ張り出してきたものに黄ばみがあった時も、まずこの方法を試してみてください。

それでもダメなら最終手段、“ 煮洗い ” という方法もありますのでセスキや重曹の使い方と一緒にご紹介します。

セスキ炭酸ソーダでつけ置き

これは一番簡単な方法。セスキはたんぱく汚れにとても強いです。

血液も良く落としてくれるので知らないうちについてしまった傷からの汚れや、ママが布ナプキンを使っている場合もきれいに落とすことができます。

★用意するもの★

  • バケツ
  • セスキ炭酸ソーダ
  • 計量スプーン

★方法★

  1. 水1リットルに対してセスキ小さじ1杯を入れる
  2. そこにミルク汚れの洗濯物を入れてつけ置き数時間
  3. 他の洗濯物と一緒に洗濯する

この時点でまだ汚れ落ちがいまいちだと感じたり黄色っぽさやピンクっぽい色が落ちていないなと思ったら漂白剤(水1ℓに対して小さじ1程度)に浸けてみましょう。

重曹を使って落とす方法

ひと手間かかるけどこの方法を覚えておくと旦那さんのワイシャツの襟汚れもスッキリ落とすことができます!

★用意するもの★

  • 使い古しの歯ブラシ
  • ドライヤー
  • 計量スプーン
  • 重曹
  • 酸素系漂白剤
  • クエン酸

★方法★

  1. 酸素系漂白剤と重曹を1対2で混ぜ合わせる
  2. 歯ブラシの先に着けて、汚れている所にポンポンたたくように優しく馴染ませる
  3. 馴染ませた所にドライヤーの温風を3分ほどあてる(15センチほど離す)
  4. クエン酸10~15グラム(大さじ1程度)を同量か少し多いくらいの水で溶かす
  5. ドライヤーを当てた部分にかける
  6. 泡がシュワシュワと出てきます!その後、他の洗濯物と一緒に洗濯。

それでも落ちない場合は煮洗いが効果的

★用意するもの★

  • 洗う洋服が入る大きさの鍋や桶 (ステンレスかホーロー)
  • 酸素系漂白剤
  • 計量スプーン

★方法★

  1. お鍋に洋服を入れ、ひたひたになるように水を入れて火にかける
  2. お湯が沸騰してきたら酵素系漂白剤を加えます。目安は水1Lに小さじ1ほどです。漂白剤を加えたら、火をとめて1時間ほど置いておく。
  3. 1時間たったら洗濯物を取り出し、ぬるま湯でしっかりすすいで脱水する。(すすぎと脱水は洗濯機でOK)
  4. そのまま洗濯物を干してしっかりと乾かします。

この方法ならかなり頑固な汚れも落とせてしまいますが、注意も必要。

赤ちゃんの洋服はデリケートなものが多いので、もしこの方法を試すときは生地が傷むことを念頭に、、最終手段でどうしても落としたいもの。そしてもし傷んでしまっても仕方ないと思えるものだけにしてくださいね。

大人の丈夫な洋服や、キッチンで使う頑固な汚れがついた布巾などに向く洗濯方法です。

まとめ

  • 赤ちゃんの洗濯物は汚れ別に洗ってから他の洗濯物と一緒に洗える
  • 大人の物と一緒に洗えるが、汚れていたり新品の洋服の時は別けるほうがベター

生まれたばかりの赤ちゃんの洋服は色んな汚れが付くし洗濯も多くて大変ですよね。でも、成長と共に汚れも少なくなってお洗濯も楽になっていきます。ママが大変な時期はパパにも選択を覚えてもらえると助かりますね。

今回ご紹介した方法はわりと頑固な汚れも落とせる方法なので、ちょっと洗濯物をほったらかしてしまった時にもぜひお試しください。